#83 卒業生の成人式同窓会

 ほぼ1週間前になりますが、1月9日に福岡雙葉高等学校で最後に担任をした卒業生が成人式を迎え、当日の夜に同窓会が催されました。卒業生180余名のうち8割ほどが出席したと聞いています。また卒業生に関わった先生方も多数出席されていました。卒業生とは2年ぶりの再開でしたが、すぐに名前が出てくる生徒や名前がなかなか出てこない生徒など様々卒業生が参加して賑やかな同窓会となりました。
 ところで、成人式の日に同窓会を開くことは、それほど以前からあったのではないと思います。私が知っている限り5,6年前から始まったものと思います。それ以前は卒業生が集いますのは卒業して20年後の学園の同窓会幹事を担当する年か、学年によっては10年ぶりに集まる機会を設ける等がありました。高校3年生の担任として卒業生を10回ほど送り出しましたが、私が記憶する限り3年前の前回に続いて今度が2度目になります。
 成人式を迎え卒業生も大学生や社会人など様々な道を歩んでいます。乾杯の式辞を依頼され、卒業生に祝言を言わせていただきましたが、「成人できたのはひとえに親御さんのおけげです。ご両親に感謝してください。また大学など高等教育を受けたくても受けられない境遇の人もいます。与えられた自分の境遇に感謝するとともに、皆様のご多幸を祈っています。」と簡単ながらスピーチをさせていただきました。彼女たちには、これから様々な事が待ち受けています。良いことも悪いことも受け止めて、有意義な人生を歩いてもらいたいと思います。彼女たちの上に神さまの祝福がありますように心より祈ります。

2017年01月15日