#155 福岡県内の私立高校入試が行われる

 早いもので1月も末日を迎えました。受験シーズン真っ只中です。福岡県内の大学入試は先日の九州産業大学の入試を始めとして、すでに1月下旬から始まっています。2月の上旬には福岡大学や西南学院大学などが入試を実施します。今年度当塾には高校3年生が在籍していませんので気分的には楽ですが、今日は筑後地区の私立高校入試が現在行われており、当塾の中学3年生4人のうち2人が只今志望校を受験しています。(他2名はすでに志望校に合格しました。)最後の最後まで健闘してもらいたいと思います。
 さて福岡県の公立高校では、推薦入試(2/8,9)と一般入試(3/7)が行われます。また私立高校の入試は地区ごとに分かれており、福岡地区は推薦・専願入試が1/23日、一般入試(前期)が2/2日、一般入試(後期)が2/10日となっています。北九州地区では推薦・専願入試が1/23日、一般入試Aが1/30日、一般入試Bが1/31日、一般入試Cが2/1日となっています。(A、B、Cは実施する高校が定められていますので、北九州地区の受験生は最大3校受験することが可能です。)筑豊地区は推薦・専願入試が1/23日、地区内の各高校でそれぞれ入試を1/29、1/30、1/31日に実施します。筑後地区では推薦・専願入試が1/23日、一般入試(前期)が1/31日、一般入試(後期)2/9日に実施されます。
 どの地区も私立高校は1/31日を中心に入試が実施されますが、受験生の能力を計るために多角的な入試が実施されます。特に公立私立を問わずに実施される推薦・専願入試ですが、高校側が少しでも優秀な生徒を確保するために実施する傾向があり、生徒数確保のための重要な入試となります。また受験生にとって推薦・専願入試は一般入試よりも合格し易く、高校側と生徒側にとってWIN・WINの関係となります。
 しかしながら福岡都市圏の高校に比べて郡部の高校は生徒数の減少に伴い、生徒数の確保に苦闘しています。特に私立高校では文科省からの補助金が1人当たり100万円と言われていますので、生徒が集まらない学校は学校運営の資金が確保できずに、教員の給与カットや、学校施設の充実ができなくなります。極端な場合には学校存続の危機になります。
 とにかく受験生にとって大きな山が眼前にあり、それを乗り越えたところに「合格」の二文字を得ることができます。インフルエンザが全国的に流行し、受験生は風やインフル対策など、学力以外にも気を配る必要があります。厳寒の時期ですが、努力した者には暖かい春が待っています。頑張れ受験生!

2018年01月31日