#280 入試シーズンが始まります

 今日は朝から快晴で日中は比較的暖かな穏やかな冬の一日でした。正月休みも本日で終わり、多くの人々は明日6日が仕事始めだと思いますが、当塾では3日が仕事始めでした。高校や大学入試を受験する受験生がいる年はたいてい1月3日から授業を開始します。1月2日から授業を始めた時もありました。今年は高校受験をする生徒がいますので、当塾はすでに授業を行っています。
 受験と言えば、中学入試がまもなく始まります。大牟田市の私立中学入試は大牟田中学校が明日6日に、明光学園中学校が7日に入試が行われます。福岡地区も前後して中学入試が行われます。
 福岡都市圏と郡部の中学入試の違いですが、都市圏では公立中学よりも私立中学を第1志望として考えている小学生が比較的に多いのですが、郡部ではやはり公立中学校を優先する傾向があり、地元の私立中学校を受験する小学生は比較的少ないようです。その理由として公立中学校の方が経済的であり、高い授業料を出してまで地元の私立中学校に子供をいかせる理由が見つからないためです。
 筑後地区では、久留米大学附設中学校は大学進学の優れた実績を残しており、入試の競争率も高く、鹿児島のラサール中学と同じレベルの難関私立中学ですが、それ以外の私立中学校はそれほど学力は高くなく、生徒募集に苦労しています。そのために大牟田地区の私立中学校や高校はスクールバスを持っており、北は久留米・柳川・八女地区までスクールバスを運用しており、南は荒尾・長洲・玉名までスクールバスを走らせています。
 私立の高校入試は月末に予定されています。ただし以前とは異なり、先願入試・前期試験・後期試験と最大3回入試を受験することができます。また定員割れを考慮して、受験する大半の生徒が合格する現実もあります。
 しかしながら、あくまでも入試です。合否は入試当日の体調にも左右されますので、やはり受験生にとって入試は1回勝負の意味合いがあります。自分の志望校に合格すべく受験生には最後まで頑張って欲しいと思います。受験生がんばれ!

2020年01月05日