#568 時代は変わる
今日は12月29日、今年最後の日曜日になります。NHKや民放で今年一年を振り返る番組を放送していますが、今年も1月1日の能登地震、2日の羽田空港の事故など年初から多くの事件や事故、災害が発生しました。テレビのニュース番組にチャンネルを回せばほとんど毎日何かの事件や事故が報道される一年でした。
また国外に目を向ければ、ウクライナ戦争を始め、中東では紛争の嵐が吹き荒れています。さらに世界各地で多くの洪水が発生し、多くの被害者が出た一年でもありました。確かに今までの時代とは打って変わり、今年は激動の時代の始まりのような気がします。来年はどのような年になるのでしょうか。少しでも世界が安らぎへと向かうことを祈るばかりです。
さて、昨日は大宰府へ行ってきました。「学業お守り」を購入するためです。当塾では受験生に「お年玉」として太宰府天満宮の「学業お守り」を渡すことにしています。「お守り」自体に受験生を合格に導く力があるとは思えません。あくまでも気休めですが、受験生にとって少しでも励ましになるのでは、と思い今まで当塾の生徒に渡してきました。今年は大学受験を控えている高3の生徒が2人いますので、彼らのために大宰府まで行ってきました。
太宰府天満宮は相変わらずの人ごみで、参道はとても歩けたものではありません。私はいつも住民が利用している裏道を通って参拝所まで行きます。昨日も拝殿前には長蛇の列ができており、参拝するにはおそらく30分はかかるでしょうか。今回は「御守り」を購入するのが目的ですので、購入してそのまま博多駅へ行きました。問題集を購入するためです。
博多駅も帰省客や観光客でごった返しており、まともに駅構内を歩くことができません。丸善書店で必要な書籍を購入して、少し時間がありましたのでヨドバシカメラに行ってみました。駅東口に行くには駅構内を進むのでなく、阪急デパート内を通るのが時間的に節約できます。駅東口に行きたい方はこの方法を勧めます。昨日はこうのようにして一日が過ぎて行きました。
当塾の年末年始休業は例年12月30日から1月3日までとなりますが、今年は受験生がいますので年末は、明日30日授業を行い、年始は1月3日から授業が始まります。受験生が在籍するということは、私自身が受験生になることを意味します。自分が入試問題を解いて解説の準備をし、生徒に分かりやすく説明をしなければなりませんので、他学年の生徒と異なり授業の準備に時間がかかります。来年度の共通テストは1月18、19日に実施されます。当塾ではそれまでに共通テスト予想問題を仕上げるつもりです。これまでに多くの教材を使用しましたが、今月すでに駿台の直前パックを終了し、明日からは河合の直前パックを行います。生徒たちは全員理系志望ですので、合否を分ける教科は数学、理科ですが、英語もできれば70%は取ってもらいたいと思っています。共通テストまで残り半月が勝負となります。その後二次試験が待っていますが、本人たちの志望校には英語の試験がないので、基本的には共通テストの指導で授業は終了ということになります。(もちろん本人が望めば私立大学の指導もあります。)
来年2025年はどのような年になるのでしょうか。国内は物価がさらに上昇に、特に食料品は多くの品目で値上げが予想されています。年金生活者にとってさらに大変な年になることでしょう。また海外では各地の紛争が収まりそうにもありません。軍事専門家はウクライナ戦争を発端として第三次世界大戦が始まっているとする人がいます。お花畑に住んでいる日本人はまだ実感していませんが、世界は争いの中に突入していく懸念があります。それを防ぐために一人ひとりがお互いを認め合い、尊敬し、愛することが必要となる一年となることでしょう。時代は変わっていきます。私たち一人ひとりが時代を創っていきます。良い意味でも、悪い意味でも、私たちの意識が新しい時代を創ることになります。良い時代を創りたいものです。
それでは良いお年をお迎えください。