#237 令和+018=西暦!?

 普段は仕事の関係で週1の遅いペースでブログを更新していますが、今週は連休が続いており、比較的時間が取れますので、今話題の元号に関するブログを書き続けています。
 さて、昨日元号が平成から令和に変わりましたが、意外と煩わしいのが和暦⇔西暦の計算です。すぐに計算できる人は少ないのではないでしょうか。只今ネットで新聞記事を閲覧していましたら、面白い記事が載っていましたので引用します。

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『令和+「018(れいわ)」=西暦…簡単に換算』(読売新聞より引用)
(https://www.yomiuri.co.jp/kaigen/news/20190502-OYT1T50023/)

 今後、学校や職場で増えそうなのが、「令和8年って西暦何年だっけ?」といった和暦・西暦換算のやり取りだ。そんな時に「2026年です」とスラッと答えるための知って役立つ計算式とは――。
 実は、令和を西暦に換算する方法は過去の元号の中で最も覚えやすい。令和の年数に「018れいわ」を足せば西暦の下2桁になるからだ。
 例えば、令和31年であれば、18を足して「2049年」が正解となる。高校や塾の数学講師と、「タカタ先生」という芸人の二足のわらじを履く高田和典さん(36)は「令和2018(れいわに、れいわ)と覚えましょう」と提唱する。
 なお、平成を西暦の下2桁に換算するには88を足す。働く女性の差別禁止が強化された平成19年は2007年となる。タカタ先生は「平成は女性の社会進出が進んだので、平成の年数に1988(いくはは)を足す、と覚えましょう」と時代背景を踏まえて解説する。
 役所に提出する申請書や契約書など、日常生活の中で和暦は意外に多く使われる。タカタ先生は「語呂合わせなら覚えやすく、暗算力を磨くこともできる。パッと計算できれば『できる人』と思われるメリットもある」と語る。
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 ちなみに上記の同じページの左側にある和暦から西暦への計算方法は次のようになっています。
*基準年数は和暦元年の西暦-1です。

【大正】基準年数 1911
(覚え方)大正デモクラシー 自由求めて行く人々(1911)
(例)大正10年+1911=1921年  
(注)下2桁 21-11で大正10年になります。

【昭和】基準年数 1925
(覚え方)高度経済成長 い一靴でGO(1925)
(例)昭和20年=1945年     
(注)下2桁 45-25で昭和20年になります。

【平成】基準年数 1988
(覚え方)女性の社会進出 社会に出て行く母(1988)
(例)平成30年=2018年     
(注)平成は2000をまたぎますので、1999年までと2000年以降に分かれます。
  1.1999年までは下2桁から88を引く。 95-88=平成7年
  2.2000年以降は下3桁から88を引く。 2002を102として、102-88=平成14年

【令和】基準年 2018
(覚え方)令和に令和(2018)
(例)令和5年=2023年
(注)下2桁 23-18で令和5年になります。

 留意して頂きたいのは基準年数が実際の年号よりも「1」少ないことです。これは旧年号最終年と新年号元年が重複することから生じていると思われます。なお明治の換算方法が書いてありませんので、各自でお考え下さい(笑)。以上元号にまつわるトリビア(雑学)でした。(上記の各元号の換算式の(注)は私自身がコメントした追加情報です。)

追記 上記の内容を簡単に記憶したい人は「1125 8818」と携帯番号のように覚えておけば大丈夫です。

2019年05月02日