#114 中体連の予選が始まりました

 7月に入り、今年もいよいよ後半に入ります。今日は梅雨の中休みで、曇天の空ですが、時折日差しも射してきます。昨晩は阿蘇地方で震度5弱の地震が発生し、ここ大牟田でも少し揺れを感じました。その1時間ほど前に北海道でも大きく揺れましたので、日本の南北で同時に揺れたことになります。今まで地震を経験していない地域にお住いの方々も、いつ発生するか分からない地震にはくれぐれもご注意ください。
 さて今週は中体連の予選が大牟田市内の各地区で行われていますので、中学3年生の授業は中止になり、久しぶりに授業がありませんでした。3人の生徒たちはバスケットボールとソフトテニスに所属しており、本日が予選だそうです。3人の健闘を期待します。
 ところで、私も中学時代はソフトテニス部に所属しており、毎日放課後は7時近くまで練習に明け暮れていたことを思い出します。当時日曜日は練習がありませんでしたが、自主練という形で練習していました。そして中学3年生の最後の中体連予選で団体戦、個人戦とも準決勝に進みましたが、どちらも決勝には進めずに筑後地区大会には出場することができませんでした。私にとって中学時代の良き思い出の1頁でもあります。
 当時の部活動は勝利至上主義のように他者から強制される活動ではなく、生徒が自ら集まり積極的に活動していた時代でした。しかし練習は厳しく、先輩からの叱咤激励が毎日飛び交っていました。部活の疲れで授業中に居眠りすることもなく、部員は全員勉強も頑張っていました。今話題になっているブラック部活と違い、牧歌的な活動でした。先輩後輩の良き関係を育て、年齢を超えた繋がりを身につける場所でした。
 民間のスポーツクラブと異なり、学校の部活動はあくまでも活動したい生徒の集まりです。特に運動部では生徒の負担にならない、かつ練習の厳しさも伴う活動が再び脚光を浴びてほしいものです。

2017年07月02日