#325 変わりゆく世の中

 2週間ぶりのブログになります。原則として毎週日曜日にこのブログを更新するのですが、先週の日曜には2学期の中間試験の問題を2種類作成するために終日時間を費やしてしまいました。現在地元の明光学園の講師を務めていますが、従来は試験問題の提出は自分の試験が実施される前日までに提出すればよかったのですが、今回より試験初日の前日までに提出するように変更され、それを受けて先週の月曜日に提出した次第です。試験最終日に自分の試験が実施される場合も、定期試験開始の前日までに提出することになり、試験期間中に作成することができなくなりました。わずか数日の変更になりますが、それでも今まで以上に多忙になり、休日を利用して問題作成をすることになります。このブログ読者の中にはブログが更新されないので、私に何かあったのではないか、もしかして急死したのでは、と思われた方がいらしゃると思いますが、私は今もしぶとく生きています(笑)。
 ところで10月になり、世の中は様々なところで大きく様変わりをしているようです。国際的にはアメリカのトランプ大統領が新型コロナに感染し、彼の健康状態により11月に行われる大統領選挙はもちろんのこと国際情勢に大きな影響を与えることになるでしょう。またそれに合わせて中国や北朝鮮の今後の動きも気になるところです。国内では菅内閣が先月末に発足し、様々なところで変化が起こっています。
 気になるところでは、酒税が変更され、「発泡性酒類」(ビール系飲料やチューハイ)の分類や税率が見直しになり、価格が高くなりました。家計に占める割合が多少増えることになりそうです。このように見えないところで様々な変化が起こっています。
 個人的には西鉄電車の回数券「パル6」が販売終了となりました。パル6とは福岡ー大牟田間の回数券のことで、5枚分の値段で6枚回数券が買えました。つまり1枚無料でもらえました。それが無くなってしまい、正規の価格で乗車券を買わなければなりません。福岡ー大牟田間の乗車券は1枚1050円しますので、その分損した気持ちです。
 さらに悪い知らせがあります。西鉄電車の停車駅で、利用者の少ない駅が10月より無人化しました。私は倉永駅で乗降しますが、この駅は明光学園、大牟田北、ありあけ新世の3校の生徒が利用しています。生徒の通学時間帯は駅員が駐在しますが、それ以外の時間は完全に無人駅となります。特に夜は駅周辺は人通りが少なく、犯罪の発生も危惧されており、先日の西日本新聞に次の記事が掲載されました。
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『駅の無人化見直しを 高校の校長会とPTA 大牟田市長に陳情書』
 福岡県大牟田市の高校校長会(天河晃洋会長)と高校PTA連合会(城崎優子会長)は9月30日、駅の無人化を進める西日本鉄道に対し、見直しを申し入れるよう市に求める陳情書を関好孝市長に提出した。
 西鉄は、天神大牟田線の県南部区間など計24駅を無人化し、監視カメラやインターホンで遠隔管理する。1日から試行し、来年4月から本格運用する。
 市内の対象4駅のうち倉永、東甘木、西鉄銀水の3駅は、市内6高校の最寄り駅で、多くの生徒が通学に使う。このため陳情書では(1)駅員の配置を再検討(2)試行実施後に意見・要望を利用者らに求める機会の設定-を西鉄に働きかけるよう市長に求めている。
 市役所を訪れた天河会長は「定時制もあり下校が遅くなる生徒もいる。駅員がいないと治安面で不安だ」と訴えた。関市長は「安全安心に通学できるよう、皆さんの声を西鉄にしっかり伝えたい」と応じた。 
(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/649960/)
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 パル6の終了や無人駅の導入は新型コロナの影響により、西鉄の営業収益の減収がもたらしたものでしょうか?身近なところにもコロナの様々な影響が出ているようです。
 このようにマイナスの面が多い変わりゆく世の中ですが、良い面でも変化しています。例えば大学の対面授業が増えています。本日のニュースでは西南女学院大学の入学式の様子が伝えられました。また九州大学などで一部の授業が再開され、大学のキャンパスにも賑わいが戻りつつあります。
 新型コロナに関してはまだまだ気を抜けない状況が続きますが、良い意味でも悪い意味でも世の中は確実に変化しており、その流れを注視する必要がありそうです。

2020年10月04日