#570 受験の季節到来

 今年一番の寒波が到来しました。ここ大牟田では積雪はありませんが、長崎や佐賀では降雪の場面がニュースで流れています。また福岡県内の山間地区や北九州では積雪があり、先日は北九州地区の学校が休校となりました。ここ数年は暖冬が続いていましたので、今年の寒さは特に身に沁みます。
 このような寒い季節の中で、いよいよ入試が始まります。次の週末(18,19日)は大学入試共通テストが実施されます。当塾からも2人の高3生徒が受験します。さらに地元の私立大学入試は今月末から始まります。入試まであと3週間ありますので、まだまだ勉強する時間は残っています。最後の奮起を期待したいと思います。
 高校入試では、筑後地区の専願入試が1月24日に、一般入試は2月4日に実施されます。今冬は例年になくインフルエンザが猛威を振るっていますので、受験直前には健康管理が大切な要素となります。一般の風邪を引いても1週間程度は体調不良が続き、勉強に対する集中力も欠けますので、受験生はまず健康第一で過ごすことが何よりです。
 このようなインフルが流行っている時期に、受験生は健康管理に関してどのようなことに留意すべきでしょうか。次の記事が参考になるかもしれません。(一部抜粋)
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『インフルにかかる人・かからない人の違いは?』
Q.同じ予防をしていても、インフルエンザにかかる人とかからない人がいるのはなぜ?
A.免疫力の強さやワクチンの有無、疲れや睡眠などの体調による
インフルエンザのウイルスは、口や鼻などから侵入し、喉の粘膜に定着します。このとき、免疫力が低いとウイルスが増殖して発症しますが、免疫力が高いと増殖せずに発症しないのです。

Q.毎日多くの患者を診察する医師は、どう予防している?
専門家・医師に予防法を聞いてみると以下の回答が。
東邦大学 小林寅喆教授
⇒『移動するたびに手を洗う』
ひなた在宅クリニック山王 田代和馬院長
⇒『診察ごとに飲み物を飲む』
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
⇒『海藻・きのこ等を食べて腸活する』
すずらん歯科矯正歯科 照山裕子院長
⇒『高速でぶくぶくうがい』
小林寅喆教授:
⇒手を洗うのはもう基本です。
流行期には、どこかを触るということはたくさん人が触れている場所に自分の手が触れるわけですから、やはり外へ出たときには必ず手を洗う。
基本的に手が鼻・口にいかなければいいので、一番のリスクは食事をするときには一番触れやすいので、そこはもう必ず手を洗う。それと人混みに行ったときには必ず手を洗うことです。
ひなた在宅クリニック山王 田代和馬院長:
⇒喉の粘膜を乾燥させてしまうと、そこが脆弱になって菌やウイルスが入ってきやすくなる可能性があります。本当に僕らもしょっちゅう言われるんですよね。これだけ診ているのになんでかからないんだって。やっぱりプロは自分の身を守れてこそプロ。小林先生がおっしゃるように侵入経路を防ぐ基本的な対策をしています。田代院長によると、「口の中が汚いとばい菌が増えてしまい、インフルエンザ後の肺炎のリスクが高まると言われている。口の中も綺麗に保つことは大切」。

Q.来週末に大学共通テスト 勉強する環境はどうすればいい?
室温は20℃以上 ◆ひざ掛けなどで体を冷やさない工夫をする ◆加湿器などで湿度を50%以上にする ◆こまめな水分補給をする ◆あめなどでのどを潤す

教育アドバイザー 清水章弘:
換気はどうですか?
小林寅喆教授:
基本的には風邪、コロナ、呼吸器疾患全て、やはり換気は非常に重要ですので、ある程度の時間をあけて空気を入れ替えてまた暖かくして湿度を保つ。これは基本ですね。
田代和馬院長:
やはり加湿をして、空気中のウイルス飛沫、ウイルスの塊に水分を含ませて重くして下に落とすとか、あるいは換気して外に流す。そうしたこまめな基本的な対策が受験生を守り、本番で十分実力を発揮していただくことにつながると思います。
(記事全文を読みたい方は次をクリックしてください。)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1660609
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 受験生だけでなく、一般の人たちにも上記の記事は役に立ちます。とにかく寒い時期には体力を維持し、充分な睡眠をとり、疲れすぎないことが万病の防止になります。何事も無理は禁物です。
頑張れ受験生!

2025年01月12日