#136 小池知事「核武装容認」!?

 今日は朝から快晴です。朝早く花火の音がしましたので、どこかで運動会が行われるのでしょう。さて先日ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏が選ばれました。彼についての思い出を書こうと思いましたが、面白いネット記事を見つけましたので、急遽その話題に切り替えたいと思います。イシグロ氏の話は後日書きたいと思います。
 さて本日のブログタイトル「小池知事核武装容認」の記事ですが、詳細は次のページでお読みいただけます。(https://withnews.jp/article/f0171008000qq000000000000000W05x10701qq000016025A)早く読まないと削除される可能性大です。
 問題は小池知事が過去において核武装を容認したか否かではなく、HPから削除された記事を過去に遡って検索するサイトがあることです。私はこの記事を読んで、びっくり仰天しました。一度HPから削除された記事は原則としてアクセスできません。興味ある記事を後で読もうと思っても、削除された後は全くアクセスできなくなります。ところが、Wayback Machine というサイトを利用すると、削除されたページが読めるようになります。上記のページから引用しますと:

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 「Wayback Machine」は、全世界のウェブサイト情報を自動収集、保存しているデータベースを持っており、調べたいサイトのURLを入力すると、そのサイトの過去の姿が見られる、というサイトです。
 「Wayback Machineは、過去のウェブページが検索できる世界で唯一のサイトです。米国ではすでに、検索した過去のサイト情報が、裁判の証拠としても使われています」
 「Internet Archive」のサイト内の記述によれば、1996年の設立以来、各年代の計約3千億ページを保存してきました。
 データベース収容情報を都度、呼び出して作成されるページや、パスワードロックされたページ、ロボットによる情報収集を拒む設定をしているサイトを除けば、「Wayback Machine」はほぼすべてのネット情報にアクセス。ロボットとの相性で保存できてないページもありますが、Twitterなど一部を除く世界中の全ウェブ情報が、「Wayback Machine」で検索できる状況になっているそうです。
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 いやはや、とんでないことが私たちの知らない間に行われています。管理社会の裏側で様々な情報収集が行われていることでしょう。例えば監視カメラについては私たちの目に直接見えますので、その賛否の意見がよく交わされていますが、このようなサイトが存在することについて大半の人が知らないと思います。詮索したくありませんが、個人の電子メールや携帯のメールなど絶えず収集しているものが存在しているかもしれません。インターネットを通じて便利になった反面、個人の情報が絶えず危険にさらされている時代です。とんでもない時代に私たちは暮らしていることを自覚しなければなりません。

2017年10月08日