#25 正月を知らない子どもたち…貧困がもたらす国の損失

 

 少し前の読売新聞(ネット記事)に上記タイトルの記事がありましたので、ここで紹介します。このブログ(ひつじの独り言)でも教育格差について何度か論じていますが、年を追うごとにますます格差がひどくなっているようです。教育格差を解消するために、国が動かなければ地方自治体に行動してもらいたい。地方自治体が動かなければ、有志の団体や個人が行動を起こし、地方自治体や国、特に議員に訴えかけて社会全体が子供たちの教育に携わるようなシステムを早急に立てないと、この国はやがて立ち行かなくなると危惧しています。
 現在の日本は江戸や明治、大正時代の遺産(精神性や伝統技術の技など)で国力がなんとか保たれていますが、この遺産も消えかかろうとしています。また中国を始めとする新興国は子どもの教育に力を注いでおり、高い学力を身につけさせる教育を行っています。学力の点でいずれは日本を追い越すことになり、様々な特許や諸権利を外国から買わざるを得ない時代になります。このことが日本社会の荒廃や国力の衰退にもつながります。興味がある方は下記のページにアクセスしてください。冒頭は次の文で始まっています。
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(読売新聞ネットの記事より)

17歳以下のおよそ6人に1人が貧困の状況にあり、その割合は増え続けているという。このまま放置すれば、大きな経済的損失を日本にもたらすとする報告書が発表された。貧困状態に置かれ、孤立しがちな子どもたちへの支援は、人道的な理由からだけでなく、将来の国の経済や財政にとっても不可欠だ。子どもの貧困を研究する湯澤教授に寄稿してもらった。
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http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/ichiran/20160114-OYT8T50109.html

2016年01月28日