#42 母校の移転

 今日からゴールデンウィークが始まりました。熊本地震の余震も少しずつですが少なくなり、このまま終息してくれれば有難いのですが、午後3時過ぎに大分の湯布院で震度5弱の余震が発生しました。熊本・大分地方の方々強い余震には充分ご注意ください。
 さて久しぶりの連休ですので、サイクリングを兼ねて母校(大牟田北高校)を訪れました。教育実習以来ですので35年ぶりの訪問になります。北高はすでに今年の4月に大牟田市北部の吉野地区に移転しましたので、旧校舎は現在使用されていません。(写真はグラウンドから見た校舎です。ブログタイトル「ひつじの独り言」をクリックするとご覧になれます。)当時自宅から自転車で30分ほどかけて通学していましたが、北高に入学した当初は西鉄電車で通っていました。東甘木駅で降りて徒歩で15分ほどかかります。北高は甘木山の中腹にあり、その麓から登り坂が続きます。「北高の女子生徒は足が太くなる」とよく言われていました。
 誰もいないと思って校門を過ぎると、陸上部の生徒たちが坂道を走っていました。顧問の先生に尋ねると新校舎は敷地が狭く、週末には旧校舎のグラウンドで練習しているとのことでした。確かに旧校舎は自然環境には恵まれています。校舎を眺めていると高校時代のほろ苦い思い出ばかりがよみがえってきましたが、それでも3年間通い続けた校舎や自転車置き場は懐かしいばかりです。あの頃は何を考えていたのだろうと時々考える今日この頃です。

2016年04月29日