#33 3.11

 今日は東日本大震災から5年目の日になります。午後2時46分に発生した大地震と、それによって引き起こされた大津波により多数の人命が失われました。当時授業を終えた私は生徒たちが地震が起こったと騒いでる声を聴き、職員休憩室に入ったところ、テレビで津波の映像がリアルタイムで放送されており、愕然とした記憶があります。またその後のテレビ画面で国内中に津波警報が発令されていたことも記憶に刻まれています。
 遡ること2005年3月21日には福岡県西北沖地震が発生し、福岡市の沖合にある玄海島が震度6強の大きな揺れに襲われました。当時福岡市に住んでいた私は物凄い揺れを感じ柱につかまったことを覚えています。また室内のテレビが大きく揺れて、冷蔵庫のドアが開いたことも記憶に残っています。地震が少ない福岡にとって青天の霹靂(へきれき)でした。余震はその後半年ほど続きました。
 この国で暮らしていく限り地震や台風など様々な災害に直面しなければなりません。どのような災害が起こっても対処できるように、日頃から災害への準備をしなければなりません。災害は他人事でなく明日は我が身であることを充分認識しながら日々を過ごしましょう。

2016年03月11日