#89 春になれば
立春も過ぎ、日差しも少しずつ明るくなり強くなってきたような気がします。今年の冬は氷点下になった日もありましたが、昨冬のように市内の水道管が凍結するような事態にはならず、このまま暖かい春がやってくるのではないかと思っています。確かに日の出の時間も少しずつ早くなり、また日没も徐々に遅くなっています。非常勤講師として市内の学校に勤務していますが、早朝課外授業のある日には6時半過ぎに家を出ます。ひと月ほど前は夜明け前の暗闇の中を灯をつけて自転車に乗っていましたが、今では日の出前の薄明で灯火は不要です。
天文年鑑によると福岡の日の出の最も遅い時間は1月上旬の午前7時23分となっていますので、本日の日の出時間6時56分と比べますと25分ほど早くなっています。また日没の最も早い時間が12月上旬の17時10分ですが、今日の日没は18時8分ですので、およそ1時間弱ほど昼間の時間が長くなっています。確かに午後6時過ぎましてもまだ明るく、暦の上ではすでに春ですが、実際の暖かい春の訪れがまもなくやってくる気配が漂っています。ようやく寒い冬から解放され、厚着をしなくても過ごせる日々がやって来ます。
高校受験を控えている中学3年生は半月後に公立高校の入試を受けることになります。最後の追い込みが待っています。後悔しないように精一杯の努力を続けてもらいたいものです。入試は3月8日に実施され、合格発表は15日に行われます。受験生に春が来るまでもう少しの辛抱です。きっと良い春がやって来ます。最後まで諦めずに頑張りましょう。