#156 雪の朝

 暦の上では立春を迎えましたが、「春は名のみの風の寒さや...」(♪早春賦)の歌詞のように、とても寒い立春となりました。新聞紙面や天気予報では今日の天気を「立春寒波」と呼んでいます。雪がほとんど降らない大牟田でも今朝は雪が少し積り、一面真っ白な雪の朝を迎えました。昼過ぎにはさすがに雪も解けて晴天になりましたが、それでも日陰の雪は解けずに残っています。
 立春ともなりますと、確かに日の出の時間が少し早まり、午前7時20分頃に朝日が昇ります。また日の入りは冬至に比べて40分ほど遅くなり、17時40分頃に日没を迎え、残照がいつまでも残っています。自然は嘘をつかず、日ごとに春が近づいていますが、寒波は今週半ばまで居座り、寒い日がまだまだ続きます。インフルエンザの脅威もまだ衰えていません。福岡県内の大学入試は地方受験を含め今週ピークを迎え、次週からは関東・関西地区の入試が始まります。
 ところで1月31日に実施された私立高校入試の合格発表が先日行われ、当塾の生徒全員が合格しました。これで高校入試の滑り止めが確保されました。生徒たちの嬉しそうな笑顔を目にしながら、少しホッとしています。現在当塾に在籍する中学3年生は4名いますが、第1志望校に合格した1名を除き、県立高校などの入学試験に向けて、残り3人はこれから努力を続けることになります。
 大学受験にも高校受験にも言えることですが、生徒の真摯な努力に応えるべく、日々生徒の学習指導を行い、「合格」の朗報を聞くことができるのは教師冥利に尽きます。生徒あっての教師です。生徒を合格へ導くのはたやすいことではありませんが、生徒が努力するからこそ、教員の日々の苦労が報われます。すべての入試が終わるまであと1カ月ほどありますが、最後まで努力して生徒たちと春を迎えたいと思います。春はもうすぐそこまで来ています。

2018年02月04日